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2010年11月8日月曜日

Urban Studies


都市について学ぶ授業の一環で
地域環境設計のスペシャリスト
MARIA Lourdes Joy Martinez-Onozawa氏による
特別講義があった。

JOY氏は、セブ・ノーマル大で観光学、
ユネスコによるASIAN ACADEMYで文化遺跡運営、
フィリピン大学で都市・地域計画で修士学を学び
セブの建築の分野でもっとも優秀な人
の中のひとりで、プランテーション・ベイの建築デザインは
環境フレンドリーのテーマで創られた
彼女の作品のひとつである。

彼女のご子息のKohとは大学の友達。
Kohは日本国籍を持ってるから日本人なんだけど
血筋上はフィリピン人とのハーフ。話すと母親と
一緒で頭がいいのがわかるんだ。

しっかりとした都市計画がされていない
どういう結果になるかはセブを見れみればわかる。

交通渋滞や公害はひどいし、市内の緑はどんどん
なくなっていってる。フードチェーンが街を侵食していく。
そこで彼女のレクチャーでは
いかに「セブの文化」と「人」が
融合した街づくりが重要で、どのように計画していくのか
をイラストで説明してくれた。
見た目だけの美しさではなくて、実用的かつ文化との共有が
難しく重要なんだとおっしゃってた。
なぜ彼女が人類学の都市開発の授業に来てくれたか、
それは、建物だけみているのではただのハコものになってしまう。
大切なのは人と文化が根底にあるからなんだ。

人と文化を無視したら、コンクリート・ジャングルと呼ばれたかつての
日本のようになってしまう。
デザインとして無機質な感じは好きだけどね。

2時間しかなかったけど、非常に興味深い授業でした。

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